全国的にも高齢者の割合が増加しているのはご存知かと思いますが、合わせて「認知症」に関する社会の課題(行方不明、虐待、介護ストレスなどの問題)も多く出てきています。その取り組みの一つとして、各自治体が主体となって行っている「認知症カフェ」があります。
「認知症カフェ」は元気づくりをするお年寄りや、介護を頑張る家族の憩いと情報交換の場です。認知症や介護に関する不安や悩みへの相談、ストレスの解消、地域の方々への認知症についての知識と理解の啓発などが目的です。更に、いずれは政策決定にも現場の声も反映されるものと思っています。
糸魚川市でも「あったカフェ」として4月よりスタートし、当グループホームも協力させていただき、今回初めての開催をいたしました。地域の方々のご協力もあり、予想以上に多くの方々よりご参加いただきました。当日は天候も大変良かったため、屋外での開催を計画し、畑仕事(ジャガイモ植え)をしながら、その後、青空の下でお茶飲みを楽しみました。
参加者は自宅で介護を受けている方、そのご家族、ボランティアさんや「あったカフェ」に興味のある方、関係機関の方も大勢おいでいただきました。ジャガイモ植えでは介護を受けている女性の方が植える前の準備の大切さや、植え方を若い方に“伝授”。いつもはシルバーカーで歩行されているそうですが、この日は両手にジャガイモを持たれ、次の畝、また次の畝へと上手に渡っていかれました。(生き生きしていらっしゃる!)介護経験者は昔を懐かしむように介護の話をしてくれました。又、年配の方との会話では、「あなたも私も認知症になるおそれがあるんだよな」などの内容から、少しは自分に置き換えて考えられていらっしゃるのかな?と感じました。こんな会話の中から認知症の理解が進むといいですね。



